今年も、庭のブルーベリーがたわわに実りました。 これといって、熱心に手入れをしているわけでもないのに、毎年たくさんの実をつけてくれるわが家のブルーベリー。 昨年は、果実酒をたくさん作ったので、今年は、シロップとジャムを作りました。
シロップもジャムも作り方は、ほぼ同じ。ブルーベリー、グラニュー糖、レモン汁を鍋に入れて火にかけ、 焦げないように混ぜながら煮つめていくだけ。シロップは、ジャムになるちょっと手前で火を止めます。 ジャムは、冷めるとかたくなるので、少しゆるいくらいで火を止めます。
これといって難しい手順があるわけではないので、何かをしながら片手間に作ることもできますが、 私のオススメは、週末にのんびり作るジャム。弱火でコトコト煮ている間、キッチンには果物の甘い香り。 新鮮な果物がゆっくりジャムになっていく様子を見ていると、平日の慌しさも忘れて、ちょっとだけココロが穏やかになる気がします。
シロップは、これから始まる暑い夏にオススメ。出来上がったシロップを、炭酸水で割ると、爽やかなソーダになります。 果物をふんだんに使って手作りしたソーダは、市販のものとは比べ物になりません。
果物の種類が変わっても、基本的な作り方は同じ。 これからシーズンを迎える桃やぶどうなど、週末にてまひまかけて作ってみてはいかがでしょうか。
(食文化別館HP制作チーム ・ 新井純子/2016.07.27)
「ブルーベリーシロップ」と「ブルーベリージャム」の作り方
シロップの材料
ブルーベリー 200g
グラニュー糖 160g(ブルーベリーの重量に対して80%)
レモン汁 小さじ2
ジャムの材料
ブルーベリー 200g
グラニュー糖 120g(ブルーベリーの重量に対して60%)
レモン汁 小さじ1
作り方
1 ブルーベリーは、洗って、ペーパータオルなどで水気を取る
2 ホーロー鍋に入れて、グラニュー糖、レモン汁を入れ、軽く混ぜる
3 鍋を弱火にかけ、焦げないよう、混ぜながら煮る。
シロップ・・・10分くらい。ざるで漉し、熱いうちに清潔な保存瓶に移す
ジャム・・・15~20分くらい。濃度がついたら火からおろし、熱いうちに清潔な保存瓶に移す。