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いざ!スペインへ!

グラナダは遠かった・・・

2014.09.19 連載コラム
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 いざ、スペインへ!4年前から、スペインの国際栄養学会議に行こう!と虎視眈々と狙っていました。

昨年行ったウイグルやスリランカも遠かったのですが・・・スペインも遠かった。 成田をFinnAirで11時出発->ヘルシンキ着->ヘルシンキ発->マドリード着->マドリード発->グラナダ着と3回乗り継いで、 夜11時過ぎようやく到着・・・空港思っていたより小さく、タラップ降りて、ターミナル内へ徒歩、 牧歌的な香りが・・・まるで、パラオ空港のデジャブのような気がしました。

タクシー捜してもあたり真っ暗、人気無く、1台のリムジンバスが停まっているのみ。 何はともあれ最終バスに乗って、いざ、グラナダ市内へ。ちょうど終点がホテルそばだったので、 スーツケースゴロゴロ転がして、ホテル到着。もう、日付が変わっていました。

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 ホテルは、学会会場まで徒歩3分だったので、便利な場所でしたが、 観光名所や繁華街までは20分ほどウォーキングでした。

翌日、学会会場に行き、レジストレーションした後すぐにExcursionの受付に行き、 アルハンブラ宮殿、アルバイシンのフラメンコの夕べをすぐに申し込んだ後、 ようやく、会場に足を踏み入れました。

スペインでは、1Fは0で、2Fが1で、3Fが2、地下がー1、-2と0が基点になっているので、 最初のうちは、会場マップを見ても、ここはどこ、わたしはだれ?状態でした。

今回の発表は、e-ポスターということで指定されたサイズのパワーポイントを添付ファイルで学会に送り、 自分の発表のときにポスターNoを入力するとタッチスクリーンに表示されるという、 紙ベースの大型ポスターを持参しなくてすむ省資源発表方法で便利でした。

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 気候は、朝は長袖が無いと寒っ!、昼間はTシャツでも暑いくらいですが、湿度が低く、 北海道の夏にようにさらっとしていました。スペイン料理と言えば、パエリアが有名ですが、 いかすみのパエリアが絶品でした。

 翌日は、中心部のカテドラルを観光後、地球の歩き方を片手に、地元で人気のシーフード料理店CUNINIを探して、 ぐるぐる回りました。野菜炒め、えび、いか、いわしのから揚げ、 ムール貝のブイヤベース、パン&オリーブオイル、デザート!締めて€108.97(税込み)、 うまかった!最高!
Y先生御所望のタパス料理は、入った店がいまいちで、残念な結果でした。リベンジしなければ。

 闘牛場で開催されたGALAディナーも、20時集合なのに始まりが21時過ぎで(スペインタイムか)、 出てくる料理もヤギチーズ&イベリコハム&脂身肉のソース添えみたいな料理で味もいまいち、 ざっと見ても1000人近い参加者への料理の準備とサービスは尋常ではなく、早々に退散し、泡好きな先生方は、 ホテル屋上のレストランで、目の前のアルハンブラ宮殿を肴に飲みなおしていました。夜景がきれいでした。

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 グラナダエピソードはいろいろありますが・・・帰りのマドリードが遠かったこと、遠かったこと。
私の旅行プランでは、お昼前にグラナダを出て、午後一にはマドリードに着いて、半日、市内観光する予定でした。

その日は、しょっぱなから雲行き怪しく・・・先にバス停に行ったハズのM先生達がいない!どこに行ったの?と探したら、 学会が用意した、マラガ行き無料バスの列に並んでいました。マラガじゃなくて、いざ、グラナダ空港へ。

無事、到着しましたが、私とN先生がVAT払い戻しで税関に行き、窓口がシャッター閉まっていて、 なんやかんやとようやく手続き終わり、いざ、チェックインカウンターに行くと、係員が首を横に振りつつ、 「キャンセル待ちよ、あんた達は・・・」えっー、何カ月も前に予約していたのに~、で、結局4名ともチケットもらい、 出国ゲート抜けて、出発ロビーに行き、搭乗待っていました。

ようやくゲート開いて、私は普通に通り抜けて、あれ~?
他の先生は、まだ、座っている・・・どうやら、3名オーバーブッキング搭乗券だったのです。

で、例によって歩いて機内に向かうと、後部カーゴ付近下に見たことのあるスーツケース4つが放置されていました。
あの放置された荷物の立場は?と思いながら、タラップ登り、指定の席に座りました。機内、満席。他の先生は?と思っていたら、 ようやく、K先生が乗り込んで来ました。じゃあ他の先生も続いて来るのかしら?と思っていたら、無情にも扉が閉められ、 飛行機はタクシング始め、離陸、いざ、マドリードへ。ほぼ予定通りに到着、空港のターンテーブルには、 我々4つのスーツケースが回っていました。あー、荷物は着いたけど、人は次の便、4時間後に到着です。

トム・ハンクス主演の映画「ターミナル」状態、K先生とコーヒーショップで長~い長~い半日を過ごしました。 (マドリード編へつづく)

(健康情報科学研究室 ・ 藤倉純子/2014.09.19)