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<<ご挨拶>> 本学は「食によって健康を増進し、社会で実践する人材の育成」を目的にしております。その教育理念は「実践栄養学」です。 栄養学は栄養量が供給されれば良いのではなく「おいしい料理」として食べられることが基本です。食材に関する知識、調理の影響、調理法や献立作成、食文化などの理解が無ければ、よい供食も食事指導もできません。 人々の健康が守れるように、栄養学の実践ができるように教えるには、具体的に料理で伝えることが有効です。香川綾は料理を化学実験のように、計量化、数値化することで科学的な調理教育への道を開きました。計量カップ・スプーンの考案、料理カードなどにより、その教育は料理通信講座も可能にし、社会に広まりました。 今日、調理体験の乏しいまま入学してくる学生も多くなりました。更に平成14年の栄養士法改正により調理教育時間数が減少しています。本学の卒業生は「理論に強く、調理ができ、実践力のある人材」といわれてきました。この伝統を絶やすことの無く、教授法の研究を重ね、調理技術が身に付くよう 努力しております。 2011年3月 香川昇三・綾記念展示室 |
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