香川昇三・綾記念展示室は、栄養学の発展と実践・普及に一生を捧げた昇三・綾の生涯とそのはたらきを紹介するために、平成13年に開設致しました。おかげさまで、年間4,000人を超す見学者があり、その生涯を知る機会を提供することができました。心から御礼申し上げます。
しかしながら残された遺品には限りがあり、後世の学生はじめ見学者の皆様に更なる理解とその事業をお伝えするには資料が少ない現状にあります。つきましては、学園の歴史資料保存のために、昇三あるいは綾の手紙、写真、ゆかりの品、または学生時代の授業ノート、日記の一部等、生活の記録などもお差支えのない範囲で資料をお譲り、または複写などさせて頂けましたら幸いに存じます。
同記念展示室では、今後とも香川昇三・綾の遺志を受け継ぎ、その歴史を覚え本学園の発展向上をさせていくことが、私どもの使命と感じ得る次第でございます。皆様のご協力をお待ち申し上げております。 |