農園においでヨオー

「農園体験」（共通特論Ⅲ）をご紹介します。

坂戸キャンパスから、東へ徒歩、約１０分。
そこには、自然にあふれた癒しの空間　大学農園があります。
女子栄養大学の学生は、誰でもそこで「農園体験」を授業として受けることができます。

「農園？」、「体験？」・・・？

私たち人間は、食料を摂取しないと一日も生きていけません。いま食べている物が何からできているか、プロの皆さんはもちろんご存じです。そうです、穀物や、野菜や、イモなど、牛や豚やニワトリだって結果的には農作物で飼育されています。農業に支えられて生きているのです。
これからの「食と農」をリードしていくことが、皆さんの役割です。農業はすべて、土と水のうえに成り立っている産業なのです。土を掘ってみると、その中にいろいろな生き物が生活しているのがわかります。さらに顕微鏡で覗くとおり、スプーン１杯ほどの土の中に何億もの微生物や小動物が生きています。「土は生きている」のです。

農園では、自分の畑を耕し、堆肥や有機質肥料を与え、種子をまき、や苗を植え付け、草を取り、生育する姿を観察していただきます。また、四季折々の野菜や花をながめ、新鮮な旬の野菜をわって下さい。野菜を作ろ、土をいじるというだけで苦手に感じる人もいます。苦手な虫を見るとキャーキャー言いながら仲間と取り組む人もたくさんいます。

農園での体験が、きっと皆さんの将来に役立ちます。そして「食は生命なり」という言葉に思いを巡らせてみてください。
是非、貴重な大学生活の「ひとこま」に、農園体験を取り入れて下さい。

大学農園担当

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