2019年度 第19回企画展示
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東京オリンピック2020の開催に向け、各所では急ピッチで準備が進んでいます。本展示室では昨年に続き、【第二弾 東京オリンピック1964と香川栄養学園】を企画しました。 内容は2部になっており、第一部では、【『栄養と料理』に見る野菜の栽培と食べ方の変遷】を、第二部では、【オリンピック史料に見る代々木選手村の食と暮らし】を紹介しています。世界中から多数の人々をお迎えすることが契機となり、日本人の食と暮らしに及ぼした影響は大きいものでした。 オリンピック前後の『栄養と料理』の記載から見えてくるのは、日本の公衆衛生事情の改善、衛生的な環境で栽培した清浄野菜の推奨、食生活に生野菜(サラダ)が取り入れられるようになる等の変化です。学園の教育にも、戦前から自ら野菜を育てて収穫し、調理して食べるという一連の過程が組み込まれていました。その精神が現在も引き継がれています。 また、期間中、各国の選手や関係者が暮らした、代々木選手村の概要に加えて、選手村食堂の運営や選手村食堂のメニューの一端についても紹介します。 2019年3月
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