平成26年度 第14回企画展示
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香川昇三・綾夫妻は共に医師として、食生活の改善によって病気を予防できることを人々に広く伝えるために本学園を創立しました。 綾は恩師の「病人はおいしくなければ食べない」という言葉をヒントに、分量や火加減、調理時間、調味料の割合を計算し、記録すれば「いつでも誰でもおいしい料理が作れる」と思いつきます。 一流の料理人を招き、料理法や手順を丹念に記録し、再現して味わい、紙の上に表現した「栄養と料理カード」を作りました。そして、月刊誌『栄養と料理』の創刊2号目から付録に料理カードをつけるようになりました。さまざまな経緯を経て、社会通信教育のツールとしても発展していきます。 今年度は「なにをどれだけ食べたらよいか」を示す食事法の普及と共に歩んだ、料理カードの変遷を企画いたしました。 料理の伝達法にも心を注いだ、その熱き思いを感じとっていただけましたら、幸いに存じます。 2014年3月
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