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第39回 APACPH国際会議(2007)のお知らせ
主催:女子栄養大学
共催:国立保健医療科学院
日時:2007年11月21日(水)〜25日(日)
会場:女子栄養大学坂戸キャンパス
参加費:3万円(APACPH 会員:国内在住の方)  ※一般公開シンポジウム参加者は無料
 
 
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重要な日程
アブストラクト登録:締切りました。
アブストラクト登録締切日:2007年6月15日
アブストラクト採択通知:2007年9月中旬
参加登録申込:2007年6月から
早期登録参加申込締切日:2007年9月10日
APACPH2007に参加申込ご希望の方、論文投稿ご希望の方はこちら(APACPH2007)へ。
 
 
1.APACPHとは
APACPH(エーパック)は、Asia-Pacific Academic Consortium for Public Healthの略称であり、「アジア・太平洋地区公衆衛生学校連合体」のことです。
APACPHは1984年に設立され、そのメンバーは基本的には学校単位の加入となっており、2005年現在、19か国の59の学校(大学・研究所)が加入しています。
活動目標は各学校の教育水準の向上を主要な目的とし、共同研究や学術交流の推進・向上などを図り、また、各国の公衆衛生の課題についての政策提案を行ってきました。さらに、WHO、UNICEF、その他の国際機関とも連携をして、”Health for All”(すべての人々に健康を)の目標達成に協力してきました。
毎年、学術集会を開催しており、また、学術雑誌として、Asia-Pacific Journal of Public Healthを年2回発行しています。

 
 
2.第39回APACPH国際会議(2007)開催について
開催時期:2007年(平成19年)11月21日(水)〜25日(日)(5日間)

開催場所
日  付
場  所
内  容
 11月21日(水)
女子栄養大学
坂戸キャンパス
 APACPH理事会
 11月22日(木)
 APACPH総会、若手研究者ネットワーク会議
 11月23日(金)〜25日(日)
 APACPH学術会議
 11月24日(土)
 一般公開シンポジウム(厚生労働省後援)

◆詳しい会議日程はこちら

●メインテーマ
 生活習慣病の予防〜栄養と公衆衛生の挑戦〜
 Lifestyle-related Disease Prevention: The Challenge for Nutrition and Public Health


●主なシンポジウムのテーマ
 1.国際保健・栄養
 2.思春期保健:喫煙を中心に
 3.科学的根拠に基づく保健政策
 4.公衆衛生専門家の養成
 5.性教育と社会教育

●主なセッションのテーマ
 1.口腔健康
 2.e-Health & Cyber University
 3.脂質栄養
 4.健康日本21
 5.母子保健
 6.肥満及びメタボリックシンドローム
 7.生活習慣病の一次予防 (女子栄養大学ハイテクリサーチ)
 など

●開催機関等
 1.母体機関:Asia-Pacific Academic Consortium for Public Health
   主催機関:女子栄養大学 ・ 共催機関:国立保健医療科学院
 2.後援団体
   行政機関等:厚生労働省、埼玉県、埼玉県川越都市圏まちづくり協議会、坂戸市、
   国際協力機構(JICA)、日本家族計画協会、独立行政法人 国立健康・栄養研究所
 3.後援学会
   日本公衆衛生学会、日本健康教育学会、日本国際保健医療学会、
   日本疫学会、日本民族衛生学会、日本思春期学会、日本生化学会、
   日本栄養・食糧学会、日本栄養改善学会、日本脂質栄養学会、
   日本病態栄養学会、日本薬学会

●学術会議の規模(予定)
 350題(国内:200題,国外:150題) 参加者:約500人

 
3.日本開催とその意義
●日本開催とメインテーマ
APACPH学術会議のここ3年間のメインテーマをみますと、2005年(台北)はインドネシアの大津波を受け「災害時の健康・安全」、2004年(ブリスベン)は「公衆衛生ネットワークの構築」、2003年(上海)は「SARS」でした。時節の緊急な公衆衛生課題をメインテーマにしております。
2007年の日本開催においては、「生活習慣病の予防〜栄養と公衆衛生の挑戦〜」をメインテーマといたしました。日本は、戦後、まず結核を撲滅し、引き続き脳血管疾患を激減させ、世界トップクラスの長寿国になりました。しかし一方では、肥満や糖尿病などの生活習慣病は増加し、その対策に力を注いでいるところです。
肥満や糖尿病などの生活習慣病は、日本をはじめ先進諸国だけの問題ではなく、今や発展途上の国々においても、その増加が懸念されています。生活習慣病の予防は、アジア・太平洋地域の国々においても国民的な政策課題となりつつあります。しかも、生活習慣病の予防対策には、栄養政策や栄養改善への取り組みが重要です。
日本におけるAPACPH学術会議の開催は、これまでの日本における生活習慣病対策のノウハウを、また、アジア・太平洋地域における各国独自の取り組みを、公衆衛生及び栄養の教育研究者や政策担当者等で広く共有するものです。そして、日本における栄養のパイオニア・女子栄養大学と公衆衛生のパイオニア・国立保健医療科学院が、車の両輪のような体制でAPACPH学術会議を開催すれば、広く国内外の英知と参加を得ることができ、アジア・太平洋地区における今後の生活習慣病の増加に速やかに対処するための「生活習慣病の予防」の方策を探るという今日的な意義は大きいものがあります。

●発展途上国の公衆衛生の向上への支援
しかしながら、アジア・太平洋地区の発展途上の国々にあっては、特に財政的・人的な不足を余儀なくされ、健康・栄養政策の推進に多くの困難な状況を抱えています。戦後急速に発展してきた日本は、WHOや他の先進諸国との連携を図りながら、発展途上国の国民が等しく健康を享受できる支援を積極的に推進する必要があります。
したがって、日本におけるAPACPHの開催は、特に発展途上国の公衆衛生の向上及び同分野における実務家や専門家の養成を支援することを一つの柱として位置づけております。


APACPH2007事務局:(株)ILCC内
Tel:03-5562-3677 Fax:03-5562-3666 E-mail:apacph2007@ilcc.com
 
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広報部学園広報担当 Last updated: 07/10/17